GUIDE

独自ドメイン・メール設定ガイド

ホームページを持つときに、必ず一度は決めることになるのが「独自ドメイン」と「メール」です。難しそうに見えますが、決めていただくことは多くありません。設定作業のほとんどは asterisk 側で行います。

独自ドメインとは DOMAIN

インターネット上の、会社の住所。

独自ドメインとは、example.comexample.jp のような、インターネット上の住所にあたるものです。1年ごとなどの単位で使用する権利を取得して使います。

  • example.com
  • example.jp
  • example.co.jp

1つ取れば、ホームページとメールの両方に使えます

ホームページ
https://example.com
メール
contact@example.com

ホームページ用とメール用で、別々のドメインを取る必要はありません。1つのドメインを取得すれば、そこから「ホームページの住所」と「メールアドレス」の両方をつくれます。

ドメインは誰のものか OWNERSHIP

ドメインは、お客さまのもの。

asterisk では、独自ドメインは原則としてお客さまご自身が所有する形にしています。制作者の名義でずっと持ち続ける方式を標準にしません。

01 名義はお客さま
ドメインの契約はお客さまのお名前・会社名で行います。ご自身の資産として持っていただきます。
02 取得費・更新費はお客さま負担
ドメインには取得と、その後の更新に費用がかかります。金額はドメインの種類によって違い、変わることもあります。取得前に目安をお伝えします。
03 取得操作は asterisk が支援します
申し込み画面の入力が分かりにくい場合は、一緒に進めます。取得後の設定作業は asterisk 側で行います。
04 どの会社で取るかは固定しません
特定のドメイン会社を必ず使ってください、という指定はしません。すでにお持ちの契約があれば、それをそのまま使えます。

! なぜ、お客さま名義にするのか

制作者の名義でドメインを持つ方式にすると、契約が終わったときにホームページのアドレスもメールアドレスも使えなくなることがあります。名刺やチラシに刷った住所が、そのまま使えなくなるということです。そうならないように、はじめからお客さまの名義にしておきます。将来ほかの制作者に頼むことになっても、ドメインはそのまま引き継げます。

ホームページ公開までの流れ PUBLISH

公開までの流れ

ドメインを決めてから、実際にホームページが見られるようになるまでの手順です。お客さまにお願いするのは最初のドメイン取得だけで、あとは asterisk 側の作業になります。

  1. 01

    ドメイン取得

    使いたい文字列が空いているかを確認し、お客さま名義で取得します。ここだけご一緒します。

    お客さま + asterisk

  2. 02

    DNS設定

    そのドメインをどこに向けるかを設定します。技術的な項目なので asterisk 側で行います。

    asterisk

  3. 03

    公開環境へ接続

    ホームページを置く場所(Cloudflare など)とドメインをつなぎます。

    asterisk

  4. 04

    HTTPS / SSL 確認

    アドレスが https:// で始まり、鍵マークが出る状態になっているかを確認します。

    asterisk

  5. 05

    ホームページ公開

    実際に見られる状態になります。ここから継続管理が始まります。

    asterisk

i お客さまの作業について

DNS や SSL は、通常 asterisk 側で設定する技術項目です。お客さまに操作をお願いすることはありません。ドメイン会社のログイン情報が必要になる場合だけ、その都度ご相談します。

独自ドメインのメール MAIL

会社のアドレスで、メールを使う。

contact@example.com のように、独自ドメインのメールアドレスを使えます。ただし、ドメインを取得しただけではメールボックスは自動的にはできません。メールを使うには、別に設定が必要です。

! よくある行き違い

ドメインの取得と、メールが使えるようにすることは別の作業です。「ドメインを取ったのにメールが届かない」となるのは、この設定がまだの状態です。

A

受信だけ独自ドメインにする

追加費用なしで組める構成

独自ドメイン宛に届いたメールを、いま使っている Gmail などへ転送する方法です。Cloudflare Email Routing などの転送機能を使います。新しくメールソフトを覚える必要はありません。

経路

  1. お客さまの取引先が contact@example.com へ送信
  2. 転送設定(Cloudflare Email Routing など)
  3. いま使っている Gmail などに届く
  4. いつもの画面で読む

できること

  • 転送のしくみ自体は、現時点では無料で利用できる構成があります
  • 今使っているメールアドレスのまま受け取れます
  • まず始めてみたい、最小構成の事業者向けです

知っておくこと

  • 返信すると、送信元が今お使いの Gmail などのアドレスになる場合があります
  • 外部サービスの提供条件は、提供元の都合で変わることがあります

B

独自ドメインで送受信する

有料のメールサービスが必要

Google Workspace などのメールサービスを契約し、独自ドメインで受信も送信もできるようにする方法です。画面は普段の Gmail とほぼ同じです。

経路

  1. お客さまの取引先が contact@example.com へ送信
  2. メールサービス(Google Workspace など)
  3. Gmail の画面で受信・返信
  4. 送信元も contact@example.com

できること

  • 会社のアドレスから送信・返信できます
  • 取引先とのやりとりを会社アドレスに統一できます
  • 複数人でアドレスを分けて使えます

知っておくこと

  • メールサービスの利用料が別途かかります(料金は提供元が変更することがあります)
  • サービスの契約は原則としてお客さま名義で行っていただきます
どちらを選べばいい? CHOOSE

どちらを選べばいい?

迷ったら、いまの状況に近いものを選んでください。決めきれない場合はご相談ください。

受信できれば十分。今のメールアドレスのままでよい
A. 受信だけ独自ドメインにする
取引先とのメールも、会社のアドレスに統一したい
B. 独自ドメインで送受信する
違いがよく分からない
asterisk に相談してください

あとから A から B へ切り替えることもできます。まず A で始めて、必要になった時点で B に移る進め方も選べます。

asterisk が対応する範囲 SCOPE

asterisk が対応する範囲

設定にかかわる技術的な作業は、asterisk 側で行います。

ドメイン取得支援

空き状況の確認から、申し込み画面の入力まで一緒に進めます。

DNS設定

ドメインをホームページやメールへ正しく向ける設定を行います。

Cloudflare接続

公開環境とドメインをつなぎます。

SSL / HTTPS設定

アドレスが https:// で表示される状態にします。

Email Routing設定

独自ドメイン宛のメールを、お使いのアドレスへ転送する設定を行います。

メールサービスのDNS初期設定

Google Workspace などを使う場合の、最初のドメイン側の設定を支援します。

MX / SPF / DKIM の設定

メールが正しく届き、迷惑メールに入りにくくするためのドメイン側の設定です。

! メールサービスそのものは外部のサービスを使います

asterisk はお客さまのメールサーバーを自前で運営・保有しません。メールの配送や保管は Google などの外部事業者のサービスを利用し、asterisk はその設定と、ドメイン側の必要な作業を担当します。サービスの契約は原則としてお客さま名義です。この形にしておくと、asterisk との契約が終わってもメールはそのまま使い続けられます。

読んで分からなくても、問題ありません。

ここに書いたことを覚えていただく必要はありません。実際に進めるときに、そのつど必要なことだけをお伝えします。いまの状況を聞かせていただければ、A と B のどちらが合うかもこちらで判断します。